Lectio Users Guide

絵コンテ・資料の PDF ビュアー Lectio の使い方

v17(ビルド 2026-11-03a)に対応

はじめに

何をするアプリか

Lectio は、絵コンテや資料の PDF を読みながら、メモ・カット番号・検索・リンクを付けるビュアーです。手描きの絵コンテをスキャンした PDF(文字の情報が無い PDF)にも書き込めます。

元の PDF ファイルは書き換えません。メモやカット番号は Lectio の中に保存され、書き出すときは新しいファイルを作ります。

動く環境

開き方

  1. 受け取った lectio-v17.html と、この lectio-users-guide.html を同じフォルダに置きます
  2. lectio-v17.html をダブルクリックします(Chrome か Edge で開きます。ほかのブラウザで開いたときは、ファイルを Chrome か Edge の窓へドラッグしてください)
  3. インストールは要りません。次からも同じファイルをダブルクリックして開きます
いつも同じブラウザ・同じプロフィールで開いてください。Lectio のデータはブラウザの中に保存されるので、別のブラウザや、Chrome の別のプロフィール(人のアイコンで切り替えるもの)で開くと、PDF やメモが見えません(消えてはいません)。
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画面の見取り図

ビュアー(PDF を読む画面)

ビュアーの画面の見取り図。上から最上段・タブ・道具のバー・検索バー、左にページ一覧、中央に紙面、右にサイドパネル Lectio ビュアー 開く メモ一覧を書き出し PDF書き出し Ordo… ◐? コンテ_第1話.pdf × ‹ 12 / 48 › 表紙 0 枚 一覧 拡大・縮小 幅 読書 │ マーカー ペン 付箋 囲み 丸 消しゴム │ 一覧 カット番号設定 リンク カット 本文・付箋 検索 ∧ ∨ 一覧 × CUTPICTUREACTION メモ一覧 1 2 3 4 5 6 7

ライブラリ(PDF を並べる画面)

ライブラリの画面の見取り図。左に柱とパネル、右に見出しの並びとカード Lectio ライブラリ フォルダ 最近探す フォルダ ⇄ + ▾ ブラウザの中未分類第1話 ▾ 参照フォルダ資料 フォルダを参照 すべて › 第1話 カード PDFを取り込み 並べ替え 名前 更新日時 種類 サイズ 1 2 3 4
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基本の流れ

はじめて使うときは、この順に試してください。各手順の「できた印」が見えれば成功です。

  1. Lectio を開く

    lectio-v17.html をダブルクリックします。

    できた印:画面の中央に「「開く」を押すか、ここにPDFファイルをドラッグ&ドロップ」と出ます。

  2. PDF を開く

    最上段の「開く」を押して PDF を選びます(PDF をこの画面へドラッグしても開けます)。

    できた印:紙面にページが縦に並び、上のタブに PDF の名前が出ます。道具のバーのページ番号が「1 / ページ数」になります。

  3. 付箋を貼る

    道具のバーの「付箋」を押し(N でも)、紙面の貼りたい場所を押して、出てきた欄に文字を打ちます。

    できた印:紙面に付箋の印と吹き出しが出ます。道具のバーの「一覧」(G)を押すと、メモの一覧にその付箋が 1 件出ます。

  4. 文字を探す

    検索バーの「本文・付箋」の箱(Ctrl+F)に、ページの中の言葉か付箋に書いた言葉を入れて Enter を押します。

    できた印:当たった場所が光り、検索バーに件数が出ます。Enter を押すたびに次の当たりへ移ります。

  5. 読書モードでめくる

    道具のバーの「読書」を押し(R でも)、→ ← でめくります。「表示」で 1 ページ ⇄ 見開き・左綴じ ⇄ 右綴じを切り替えます。

    できた印:紙が 1 ページか見開きで画面に収まり、上の帯にページ番号が出ます。もう一度 R で縦に流す表示へ戻ります。

  6. あとで続きを読む

    Lectio のタブを閉じ、あとで lectio-v17.html をもう一度ダブルクリックします。

    できた印:前に開いていた PDF が、読んでいたページで開きます。付けたメモも残っています。ほかの PDF は、最上段の「ビュアー」のボタン(L でも)でライブラリへ移り、カードを押して開きます。

  7. メモを書き出す

    PDF を開いた状態で、最上段の「メモ一覧を書き出し」を押します。

    できた印:ブラウザのダウンロードに 〈PDF の名前〉_メモ一覧.pdf が保存されます。

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機能ごとの説明

PDF を開く・タブ

ページの移動と拡大

読書モード

道具のバーの「読書」(R)で、紙を 1 ページ・見開きでめくって読む表示に変わります。メモ・検索の当たり・カット番号・リンクはそのまま見えます。

メモ

検索バーには 2 つの箱があります。打った方の箱の結果だけが出て、もう片方の箱は空に戻ります。

箱探すもの
カット(F)CUT 列の文字(カット番号と、「変更」のような書き込み)
本文・付箋(Ctrl+F)アクション欄・ダイアログ欄などの本文と、付箋の文字(CUT 列と秒数欄は探しません)

カット番号

コンテ用紙(罫線のある表)の PDF で使います。道具のバーの「カット番号設定」(I)で右にパネルを出します。

フレームとカット

罫線で区切られた 1 マスをフレームと呼びます。1 つのカットが複数のフレームにまたがるときは、フレームを束ねて 1 つのカットにします(フレームの数は減りません)。

読み取る

直す

関係のあるカット・本文・付箋どうしをつないでおき、紙面からすぐ飛べるようにします(別の PDF のものともつなげます)。

書き出し

最上段の右のボタン(PDF を開いている間だけ押せます)と、カット番号設定のパネルから書き出します。どれも新しいファイルを作り、元の PDF は変えません。進み具合は最上段に出ます。

ボタンできるファイルと中身
メモ一覧を書き出し〈PDF名〉_メモ一覧.pdf:メモ 1 件ごとにページ・カット番号・種類・本文と、そのメモの場所の絵。文字は検索・コピーできます
PDF書き出し〈PDF名〉_メモ入り.pdf:メモを絵として描き込んだ PDF。カット番号があれば見えない文字としても入ります
Ordo用に書き出す〈PDF名〉.ordo.json:フレームごとの画面欄の絵・カット番号・列の文字。絵コンテを用紙へ載せ替えるアプリ Ordo が読みます(検算が残っていると確かめが出ます)
番号入りPDF(カット番号設定のパネル)〈PDF名〉_カット番号入り.pdf:カット番号を見た目に出さず、文字の情報としてだけ入れた PDF。ほかの PDF ビュアーでカット番号を検索できます

メモは絵として描き込まれます。ほかのソフトでメモを編集することはできません。

ライブラリ

PDF の置き方は 2 通り

置き方説明
PDF を取り込みPDF をブラウザの中に保存します(いくつかまとめて選べます。ライブラリの画面へドラッグしても取り込めます)。分類フォルダはパネルの見出しの + で作り、行を選ぶと名前の変更と削除が出ます
フォルダを参照(Chrome・Edge)パソコンのフォルダをそのまま読みます。サブフォルダがそのまま分類になり、PDF は動かしません。Lectio はフォルダに書き込みません

参照フォルダの決まりごと

探す・並べる

道具のバーと配色

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キーボードショートカット

アプリの中でも、ヘルプの「キーボードショートカット」か ? で同じ一覧を見られます。文字を打っている間(検索欄・付箋の欄など)は、1 文字のキーは働きません。Ctrl は Mac では Cmd です。

基本

V / Lビュアー / ライブラリ
← →前後のページへ
+ / - / 0拡大 / 縮小 / 幅に合わせる
Tページ一覧(サムネイル)の開閉
[ / ]前のタブ / 次のタブ
Alt+T配色を切り替える(自動 → ライト → ダーク)
Kヘルプ
?このキーボードショートカットの一覧
Esc上から順に1つずつ閉じる:窓 → 道具や表示の小窓 → リンクの小窓 / 選んだものの取り消し → メモ道具の解除 → サイドパネル(検索中は先に検索を解除)

読書モード

R読書モード(1ページ・見開きでめくる)と、縦に流す表示を切り替える
← →めくる(右綴じは ← が次)
Space / Shift+Space次 / 前
PageDown / PageUp次 / 前
Home / End最初 / 最後
T一覧(ページ・カット・メモ)の開閉
Gこの見開きのメモの開閉

メモ

M / P / N / U / C / Xマーカー / ペン / 付箋 / 四角で囲む / 丸で囲む / 消しゴム(同じキーをもう一度押すと解除)
1〜7色を選ぶ(道具を選んでいる間)
Ctrl/Cmd+Z直前に描いたメモを1つ取り消す
Ctrl/Cmd+Sメモをすぐ保存する(ふだんは自動保存)
Gメモの一覧
付箋を選んで ← ↑ → ↓付箋を動かす(Shift を押しながらで大きく。Enter で開閉)

検索

F「カット」の箱へ(カット番号と CUT 列の文字)
Ctrl/Cmd+F「本文・付箋」の箱へ(ライブラリ画面では「探す」)
Enter / Shift+Enter次のヒット / 前のヒット
F3 / Shift+F3次のヒット / 前のヒット
Esc検索を解除

カット番号(I=カット番号設定のパネル)

Iカット番号設定のパネルの開閉
Jフレーム調整(紙面にフレームを重ねる)の入 / 切
B欄外を囲む(ドラッグした範囲が1カット)の入 / 切
Sいま見ているページから最後まで連番を振る(パネルを出しているとき)
Delete選んでいる囲み(欄外のカット)を消す
Enter番号欄で、次の欄へ
Shift+↑ / Shift+↓番号欄で、そのフレームを上のカットに束ねる / 切り離す
Shift+Enter / Shift+Backspace番号欄で、そのフレームを上下に割る / 割ったのを戻す

ライブラリ

/ または Ctrl/Cmd+F探す(タイトル・著者・ファイル名)

道具のバー

Ctrl+ドラッグ道具の並べ替え
A出す道具を選ぶ
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データの保存と控え

どこに保存されるか

次のときは、データが見えなくなったり消えたりします。
  • 別のブラウザ・Chrome の別のプロフィールで開いた(見えないだけで、元のブラウザで開けば戻ります)
  • ブラウザの「閲覧履歴データの削除」で「Cookie と他のサイトデータ」を消した(消えます)
  • パソコンやブラウザを入れ直した(消えます)

控えの取り方と戻し方

安全に使うために

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困ったとき

PDF を開くと「PDFを開けませんでした:ライブラリ読み込み失敗」と出る
PDF を表示する部品をインターネットから読み込めていません。インターネットにつながっているかを確かめて、ページを読み込み直してください(F5)。
前に付けたメモや取り込んだ PDF が見えない
いつもと違うブラウザ、または Chrome の別のプロフィールで開いていないかを確かめてください。データはブラウザ・プロフィールごとに別々に保存されます。
参照フォルダの PDF が開けない・ライブラリの上に「許可し直す」が出ている
ブラウザを開き直すと、フォルダを読む許可が切れます。「許可し直す」を押して、ブラウザの確かめで許可してください。
参照フォルダが「見つかりません」と出る
フォルダを移したか、名前を変えたときに出ます。知らせの「場所を指定し直す」で新しい場所を選ぶと、メモを残したまま元どおりに開けます。
「フォルダを参照」のボタンが無い
Chrome か Edge で開いてください。ほかのブラウザでは使えません。
手描きの絵コンテで、カット番号が自動で入らない
手描きの番号は自動では読めません。「カットを読み取る」でフレームを切り出したあと、番号欄に手で入れてください(Enter で次の欄へ、S で連番)。
コンテ用紙でない PDF で「カットを読み取る」が使えない
カット番号の機能は、罫線のある表のコンテ用紙のための機能です。ほかの PDF では、メモ・検索・読書モードを使ってください。
数字キーを押したらメモの色が変わった
メモの道具を選んでいる間は、1〜7 で色が変わります。読むだけのときは Esc で道具を離してください。
キーを押しても何も起きない
検索欄や付箋の欄に文字を打っている間は、1 文字のキーは働きません。Esc で欄から出てから押してください。
見開きにしたのに 1 ページずつ出る
窓が縦長のときは 1 ページずつ出します。窓を横に広げると見開きに戻ります。
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